いい加減に良い加減 第6回


専業主婦とフルタイム主婦

今回は、専業主婦とフルタイムで勤務する主婦を経験した時に感じた事を書こうかなと思います。

2014年9月に第1子の長女が産まれ、2016年4月に第2子の長男が誕生。
2番目が2歳になる直前の2018年3月までのおよそ3年半、私は専業主婦でした。

最初の出産までは役者としての活動等をしていてフリーターだったので、もちろん育休なんぞは無く。出産と共に引っ越したこともあり、出産予定日1ヶ月前にアルバイトも辞め、そのまま専業主婦として育児を続けていました。

なので夫婦の財布は同じで、家計簿をつけたりなど、あまり得意ではない家計のやりくり的なものも頑張ってやっていました。

安いスーパーや八百屋があれば、少し遠い所でも出かけたり、安いときに多めに買って冷凍保存したり、電車で30分くらいかかるところにあるお肉の安いお店に月イチでまとめ買いに行き、それを冷凍しておいたり…

「働いているのは夫の方だけだが、家庭を守っているのは妻であり、妻の助力があってこそ、夫は安心して働きに出られる。なので、夫の給料は夫婦で稼いだもの」
「妻がやっている家事育児を外部発注すると、どのくらいかかるかわかりますか?」

などなど…

専業主婦で働いてないから…と、後ろめたい気持ちになる必要は無いのよ!
的なメッセージが込められた言葉を、何度か目にしました。
そして、そういった言葉に何度も「そうだよね!」と気持ちが救われました。

とは言ってもですよ!

自分の服や趣味のものを買う時、友達とお茶やランチに行く時、どーーーしても後ろめたいような気持ちになっちゃうんです。
それは、買うものの金額が高ければ高いほど。

友達から同じような話を聞いたらきっと、先述したように、「夫婦のお金なんだから、そんなに気にする事はないんじゃない?」と言ったかもしれません。
でも、自分の事となるとそうは思えないのが、人間の不思議なところですよね。

うちの旦那さんは、私の買ったものに対して細かくどうのこうの言う人ではないです。
なので、そこまで後ろめたい気持ちを感じる必要もないはずなんですが…

買い物に行くたびに、「いいの?これは買って大丈夫だよね??」みたいな気持ちが付きまとってくるんです!性格に寄るところも大きいと思いますが、私は常にそんな気持ちに見張られているような気分でした。

また、育児関連のネットの投稿などを見ているとよく目にしたのが、
「子どもが生まれると、まるで社会から隔離されたかのよう」
「話し相手が子供しかいない」
などの記事。まさにそれを体感しました。

まず、社会からの隔離。
もちろん、家庭にもよると思いますが、子どもがテレビに興味を持ち始めると、子ども番組でテレビが占領されてしまいます。

病院や保健センターなどにあるポスターで、「テレビを見せすぎないで」等と書かれているものがあります。
私自信がテレビっ子だった事もありますが、お母さんの負担やイライラなどのストレスが少しでも減るのであれば、テレビは見せてもいいと思っています。

私がNHKの子ども番組が好きなので、一緒に見て歌ったり踊ったりしていました。(うちは、ワンワンやうーたんにかなりお世話になり、お兄さんお姉さんには親子共々、楽しませてもらいました♪)

うちの子たちは、何時間もテレビを見続ける、という事がなく、長くても1時間くらいで飽きて他のオモチャで遊び始めたりしていたので、テレビを見せることにあまり抵抗感はありませんでした。

そうすると、日中は子どもにテレビを占領されたり、見ていない時は遊びの相手をしていたりと、ワイドショーやニュース番組を見る機会がかなり減ります。
代わりの情報源は、持って歩けるスマホで見れる情報がほとんど。
でも、スマホで見る情報って自分で選ぶんで、結構偏るんですよね、私は。

たまにタイミングがあってニュースを見たりすると、浦島太郎状態。
え?こんなことあったの?こんな風に進んでたの?
みたいな。
そう感じることが何度もありました。

そして、話し相手が子供しかいない件。

日中も子どもと2人きりなので、話し相手はまだ発語もままならない、宇宙人のみ。
そりゃあ、旦那が帰ってきたらマシンガントークにもなるよね!
だって、数時間ぶりの意思疎通出来る話し相手だもん!

アンパンマンが見たいと起きてきた夜中3時。。

ってな具合に、時折孤独感を感じつつ。たまに友達と会ったりしながらなんとかやっていました。
まぁ、友達と会っても、新生児でない限り、会話に集中することはほぼムリですが…

1人目の時はまだ良かったんです。
まだ余裕がありました。

大変だったのが、2人目が産まれてから。
前回のコラムにも書きましたが、うちの上の子2人は、月齢1歳7ヶ月差の2学年差なので、ほぼ年子です。
2番目の首が座ってきた頃、1番目は絶賛イヤイヤ期でした。

日中は3人だけ。
晴れた日はまだいいんです。
外に遊びに行けるから。
(まぁ、これはこれで荷物が多かったりといろいろ大変なんですが…)

しんどいのが、雨が続いた日。
東京にいる頃は「ここが沖縄なら、ドライブ行くとか気分転換が出来るのに…」と、何度思ったことか…
また、寝ても1時間くらいで起きちゃうような、あまり昼寝をしない子達だった上に、2人同時に寝るとか、ほんとに稀!ほとんどありませんでした。
なので、自分時間なんてほとんど無く…

そのうちに段々と、「保育園に入れたい。どうやったら認可保育園に入れる?」と考えるように。
無認可に入れるとなると、0・1歳児は8万くらいしてしまうので、選択肢は認可保育園のみでした。

しかし、認可保育園に入れるには、正規採用として仕事をしていないと到底ムリです。
(自治体によって違いがあると思いますが、大抵のところは、勤務時間や収入などを点数化し、その点数によって入る順番が決まります。)

そこで、子どもたちを保育園に入れるために就職することを決意!

思い立ったが吉日!
家の近くにある、企業主導型の保育園の表に求人が出ていたので早速応募。
見事に内定を貰えました。

そして、2番目が産まれて2回目の冬。

道は狭いけどそこそこ交通量の多い所を、前後に子どもを乗せて自転車で走っている時、
「あ、ここでよろけて車道に転んだら死ねるかも?」
と、ふと思っちゃったんです。
自分で自分の思考にビックリしました。
もちろん、死ぬつもりなんてないし、そんな事考えたことも無いし。

「ん!?え!?今、何考えた!?は!?」

と、頭の中はプチパニック。
少し前からイライラがなかなか収まらない事が多かったこともあり、「これはヤバイぞ、自分。これは完全に育児ノイローゼだ!」と思い、旦那さんに話した後、急遽飛行機を押さえ、翌週には実家に帰りました。
そこから2ヶ月半は、実家にお世話になりました。

長くなってしまったので、フルタイム主婦のお話は、また次回に…

外出しやすいように購入した、2人乗りベビーカー。

■筆者information
【Instagram】@chicaco0117


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