沖縄オタク生活 Ver.ふらびゅう沖縄 第2回
こんにちわ。前記事が好評だったと連絡をもらい、皆さんに真摯にコラムを届けたいと思っている健兄です。
2回目からは沖縄のオタクはどう生活しているかについて、僕の経験と周りの話を参考に綴っていきます。
沖縄でのオタク生活を語るにあたり、内向きか外向きかで話が全然変わるのですが、今回は外向きとし、沖縄にあるオタク系のお店を紹介しようと思います。
まず外せないのが那覇市国際通りにある「アニメイト」です。
2008年7月12日にオープンして今もなお、お店は営業してます。沖縄のオタクが一度は足を踏み入れたことがあるアニメ関連の専門ショップです。
漫画や同人誌、CD、画材、アクセサリー、コスプレグッズ等の多彩なラインナップで困ったらここに行く方も多いです。
今回の記事を書くにあたり2008オープン当時のネットニュースを見つけたので貼っておきます。
https://naha.keizai.biz/headline/422/
そしてアニメイトにはじまる沖縄のオタク系グッズを買うお店はちらほらありますが、出来てもしばらくしたら閉店なんてこともあるため、島国沖縄で販売で生きるのは至難の業かもしれません。
販売系なら沖縄にはマンガ倉庫という巨大リサイクルショップがあるし、新品はネットで買えるので、オタクグッズのリアル店舗を持った販売スタイルは、今後も増えることは無さそうだなと思います。
そんな沖縄でここ数年賑やかなのが、コンカフェと略されるコンセプトカフェ・バースタイルの飲食店です。
今日はその話を中心として書いていきますね。
ここでわからない方に説明すると、コンセプトカフェとは『営業のコンセプトが普通のカフェと明確に違うもの』があり、そのコンセプトを大事にして営業しているお店です。
※一般的にはオタク向けのお店を対象にしたお店です。
いわゆるメイドカフェもコンセプトカフェの一つです。メイドいうコンセプトのカフェなので。
現在、沖縄にはそういったコンカフェと呼ばれるお店が複数あります。ちなみに何店舗くらいあると思いますか?
実は10店舗以上あります!!!びっくり!!!
以下に私が知ってるコンセプトカフェ(コンセプトバー)を紹介したいと思います。
ただ、ここに注意が必要なのは『どこまでをコンセプトカフェとするのか』というグレーなラインがあります(そもそもの判断基準が曖昧なので)
なのでオタクを対象としたコンセプト+店舗スタッフとトークをして楽しむという条件に絞ったお店を、今回の記事の上でのコンカフェとして紹介します。
【沖縄のコンカフェ】
※基本上から年数が長いお店
那覇市エリア
*Candy(那覇市牧志)
*ニコバー沖縄那覇店(那覇市久茂地)
*Ms.Laughs(那覇市久茂地)
*ノボるん(那覇市若狭)
*隣人部(那覇市久米)
*でりしゃすぽしゃけ&夜のでりしゃすぽしゃけ(那覇市おもろまち)
*放課後てぃ〜たいむ(那覇市久米)
*百式(那覇市久米)
*ama9(那覇市牧志)
*ロジ裏deアニメ部酒場 千尋(那覇市小禄)
浦添市エリア
*ねじまわし(浦添市安富祖)
*ANIBAKO(浦添市安富祖)
沖縄市エリア
*FRIENDs〜ふれんず〜(沖縄市園田)
*NININI(沖縄市久保田)
*and(沖縄市大里)
宮古島
*CORAL(宮古島市平良字西里)
ざっとこんな感じでしょうか。皆さんはいくつご存知でしたか?
私が認識している店舗という条件のため、まだ知らない店舗があるかもしれないし、抜けていたら申し訳ないのだが、沖縄でアニメやサブカル的趣味を楽しむ上で僕が出せる範囲でこれだけあるのだ。こんな小さな島国に。
上記記載の店舗は10年以上の店舗も複数ある中で、半分以上はここ4年以内にオープンした店舗だ。
それだけここ数年で沖縄のオタクカルチャーが盛り上がっていることがわかる。沖縄のオタクは職場と家以外ではこういう場所に出向いて趣味を嗜んでいるのだ。
ほんとは上記店舗全てを紹介したいところだが、そうすると文字数がとんでもないことになるため割愛させていただく。
だが、どのコンカフェも独特の空気感があって面白い。店内にアニメグッズが散りばめられた店舗もあれば、グッズ少なめでシンプルに落ち着いた空間を提供するお店もある。
メイド服が制服の店舗もあれば、コスプレを主体とした店舗もある。店舗によって楽しみ方はバラバラだ。
上記のコンカフェ部類から、初見でもいきやすくて見て驚ける常時コスプレありの店舗はここら辺。
【アニメコスプレ系】
・ノボるん
・隣人部
・放課後てぃ〜たいむ
・FRIENDs〜ふれんず〜
【比較的メイド服系】
・Candy
・Ms.Laughs
・でりしゃすぽしゃけ&夜のでりしゃすぽしゃけ
・ama9
・and
その他店舗は私服の時もあれば、コスプレの日もあったり、日によってまちまちな感じがするので初見用としては省かせてもらいました。が、店舗相性は人によって違う。
賑やかなお店もあれば比較的落ち着いててゆっくりしやすいお店もある。
カラオケできるお店もあれば、トーク中心のお店もある。
ガンプラが店内所狭しと並んでいるお店もある。
時間制で1時間あたり2000〜3000円で飲み放題のお店が多いのだが、ドリンク注文だけで遊べるお店もある。
本当に行ってみないとわからないことだらけなので、是非興味持った方は、下調べをして行ってみてほしい。どの店舗もTwitterで情報を発信していることが多いので、Twitterで検索するのがいいかもしれない。
ただ、どの店舗に行くにしてもオタクを冷やかすのではなく、楽しむ心を忘れず、店舗のスタッフさんと笑顔でその空間をエンジョイすることは忘れないでほしい。
オタクカルチャー以外の場所で、オタク情報を発信する上で一番大切にしたいのは、オタクを色眼鏡で見て批判されることで、それは避けたいのが本音だ。
じゃぁ紹介するなよってことも言われるかもしれないが、私は沖縄でこういうオタクカルチャーが盛んになることを嬉しく思うし、盛んになるだけではなく周りの理解が深まり、それを良しとして、偏見ないオタクカルチャーへの承諾を望んでいるので紹介させてもらった。
そしてこういうお店で足を運ぶことが、誰かの日常の「楽しい」「生きがい」になることだってある。僕はそれを見てきたし、言われてきたからこそ紹介せずにはいられなかった。
ちなみにコンカフェという括りではないかもしれないが、サブカルチャーよりの飲食スタイルのお店、サブカルチャー愛称のいいお店があるのでそこも紹介しておく。
比較的アナログゲーム・ボードゲームで遊ぶお店が多くなっている。
その他サブカル系、もしくはそれに近い、相性のいいコンセプト店舗
*Music&アニメ「ヘルメス」(沖縄市上地)
*アナログゲームショップ「サイコロ堂」(那覇市三原)
*ボードゲームカフェ「トイトイトイ」(名護市城)
*駄菓子ボードゲームバー「Good Game」(那覇市牧志)
*ボードゲームカフェ「Kappa Castle」(北谷町美浜)
*ボードゲームカフェ「ごろうちゃや」(那覇市牧志)
*人狼ゲーム専門店「SecretParty沖縄」(那覇市久茂地)
*しろくまカフェ宮古島店(宮古島市平良久貝)
*アミューズメントカジノバー「Jack9」(那覇市安里)
ぜひ気になったお店に足を運んでほしいところだ。
最後に、私は大好きなアニソンをひたすら流すアニソンDJという趣味を持っており、半年前にデビューして月に数回ほど回している。
そんな私が、今週末3月20日の日曜日。アニソンDJを那覇の国際通り近くSOUNDSGOODという自身のお店でアニソンDJをやる。
しかもその日は、ガンダムや少年ジャンプ、ヒーロー戦隊といった錚々たる公式さんとコラボでMIX CDをリリースしてるDJシーザーさんが来沖し、DJをしてくれる。
世界各地でオタク音楽でDJをしており、この界隈ではとても実績のある素晴らしい方だ。そんな方が沖縄に来てプレイしてくれるのだ。そしていろんなお話を聞くトーク企画も用意している。
世界でプレイするオタクDJのパフォーマンスを体感してほしい。同時に沖縄県内のダンスやダンスボーカルする女性パフォーマーさんも参戦します!こちらも必見です! ※詳細はコラムの1番下にあり
よかったらこの記事をご覧になった皆様、お安いので気軽にお越しください。
(もし記事を見て来た方いたら、現場で教えてくださいね)
今回も長くなりすぎました。オタクが好きなことに関してずっと喋ってしまうのは愛嬌ですよね。ということでまた来月読んでください。最後までお読みいただきありがとうございました。
■筆者information
【健兄・Twitter】@funnybunnyken
【店舗・Twitter】@soundsgood0915
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