沖縄オタク生活 Ver.ふらびゅう沖縄 第7回
8月。現状コロナが多いですね。コロナの影響で私のお店はイベントが延期したり、無くなったりで苦労しています。
そんな今日。このコラムを書いている8月15日は、僕のツイッターではとあるアニメの2期情報が入ってきました。
それが「SK∞ エスケーエイト」です。こちらの作品はスケートボードを題材にした青春アニメなのですが皆さんはご存じでしょうか?
なぜそれを今回紹介するかというと、こちらのアニメはなんと沖縄を舞台にしたアニメだからです。
アニメでは第1話からモノレールの景色が出てきたり、A&Wが出てくるなど、沖縄がただ舞台ではなく、現地を取材して模写した沖縄描写があり、アニメのストーリーだけでなく、沖縄住みにとっては三次元とリンクする立体的に見える楽しさがあります。
SOUNDSGOODがある沖映通りが出てきた時は当店が映らないか少しドキドキしましたし、主人公たちの通う学校がどう見ても私の母校だったので親近感を感じながら見てました。
魅力的な男の子キャラクターたちがいっぱい出演し、その中でスケートボードバトルをしたり、友情で悩んだり、自分自身の壁にぶつかって立ち向かう感じのストーリーで見やすく面白いアニメでした。
そしてこの作品、OPを歌うのが沖縄県出身のRude-aさんだったり、楽曲にはHIGH and MIGHTY COLORの方が絡んでたり、音楽方面も沖縄色のある作品となってます。
本コラムが「オタクカルチャー✖️沖縄」を意識したコラムなので、もってこいの話題だと思って取り上げさせてもらいました。
そしてここで思う。
沖縄が舞台となっているアニメがどれくらいあるんだろうと。
ちょっと気になったのでWikiペディアで検索しました。
すると(上からアイウエオ順)
●アクセル・ワールド(修学旅行編)
●あそびにいくヨ!
●ウミガメと少年
●エウレカセブンAO
●SK∞ エスケーエイト
●美味しんぼ(長寿料理対決)
●ギョ
●恋する小惑星(キラ星チャレンジ)
●斉木楠雄のΨ難(修学旅行編)
●白い砂のアクアトープ
●島んちゅMiRiKa
●ストラトス・フォー
●徒然チルドレン(修学旅行編)
●はいたい七葉
●はるかなレシーブ
●BLOOD+
●ONE OUTS
が出てきました。
これを見て皆さんはどう思いますか?多いと思いましたか?
私は「あれ?少なくない?あの作品も入ってないし・・・」っていうのが感想です。
あと、上記作品、沖縄に修学旅行でちょっとだけ訪れたも記載されてますね。
というわけで、今回は私が見てきた上記以外の沖縄関連のアニメ情報を、Wiki情報にプラスしていきたいと思います。
まず、古いアニメながら、沖縄を舞台にした作品でパッと浮かぶのが「トップをねらえ!」です。
1988〜1989年に製作・販売されたガイナックス制作のSFロボットアニメです。キャッチフレーズが「炎の熱血友情ハードSF宇宙科学勇気根性努力セクシー無敵ロボットスペクタクル大河ロマン‼︎!‼︎」とのこと。遊び心をビンビンに感じるし、今となっては凄く当時の空気感というか昭和の匂いを感じる言葉が羅列されています。
こちらのアニメを制作した初期のガイナックスといえば、オタキングの異名を持つ岡田斗司夫さんを浮かべますが、岡田斗司夫さんはかなりのSFオタクです。その力量を使って楽しく企画し、それをまとめて仕上げたのが同じくガイナックスに勤める、後にエヴァなど手がける庵野秀明さん(本作品監督)という所でしょうか?
この作品、「これは製作陣側は笑いながら作ってるだろうな」とコミカルに感じるキャッチーなところが多いなかで、ストーリーの芯はしっかりしてて、ロボットの出動シーンの絵やアニメーション、コマ割りにはこだわりを感じます(後のナディアに生かされてるなと思います)
沖縄感でいうと、冒頭から出てきており、主人公のタカヤノリコは宇宙で行方不明になった宇宙戦艦の艦長を務める自分の父親を探しにいくために、自分も宇宙パイロットになるべく、沖縄県の嘉手納市金柱一丁目(どこ!?笑)にある沖縄女子宇宙高等学校(略して沖女)に通うというところから始まります。
沖縄らしい青空とカンカンと照りつける太陽、海、ヤシの木などが沖縄らしいところで描かれてます。と言っても、この作品はテーマが宇宙なので、2話からはあまり沖縄が出てきません。ただ、作品単体として本当に面白く、昭和を感じつつも、おぉーと感じたり、ウラシマ効果が出てきたり、ロマン感じる作品になってるのでぜひご視聴ください。個人的には5話の挿入曲「トップをねらえ!〜Fly High〜」が流れるシーンが激アツで大好きです。
こっから一気に新しくなってきますが、次紹介するのは「ラブライブ」です。シリーズがいっぱいある中の、沖縄が出てくるのはμ’sが出てくる最初のラブライブシリーズで、2期の第5話が修学旅行での沖縄です。
と言っても、台風の影響を受ける話なので、沖縄を回るシーンは少なめです。沖縄が舞台とは載せにくいかもしれませんね。ちなみにこの第二期の5話はμ’sラブライブでも屈指のいい話だと思ってるので、視聴済の方もここだけ見直すのもおすすめです。そもそも未視聴の方は、ぜひ初期ラブライブだけでも見てくださいね。ストーリーも楽曲も中の人たちも最高です。
次紹介したいのが「化物語」でお馴染み物語シリーズ。こちらもシリーズのなかで、一度だけ沖縄に行く話があります。それが物語シリーズの「恋物語」編の1話と2話です。
こちらは凄いです。沖縄に来たっていうのに、キャラたちが訪れるのは那覇空港内の喫茶店のみです。那覇空港を聖地にしてしまった作品です。ストーリーは那覇空港の喫茶店でコミカルな見た目で重い話をするヒロインと詐欺師の回です。そんなおしゃべりで2話までいきます。
気になって見てみたい方は見るのはいいのですが、ここにくるまでの話を見ていないとストーリーは全然わかりません。なのでその前のストーリーを見てから辿り着いてください。
この話にいくには1話24分のちょうど50話分です。1年アニメを見たくらいでしょうか。作品はめちゃくちゃ面白いので50話なら余裕ですね(?)。楽しみながら辿り着いてください!
次に紹介するのが「理系が恋に落ちたので証明してみた」
こちらは1期の9話から12話まで合宿という理由で沖縄に来ます。沖縄っぽいスポットしては定番の美ら海水族館、北部の古宇利大橋などが出てきます。みやすいラブコメで面白いです!こちらも是非!
そして「のんのんびより」の劇場版、「のんのんびより ばけーしょん」です。
主人公たちがくじ引きで沖縄旅行をあてて遊びにくるという王道展開。向かった先は石垣島です。私が石垣島に行ったことがないので雰囲気は分かりませんが、こちらはちゃんと取材したのがわかる&石垣島の魅力をしっかり伝えてくれる内容になってると思います。海の匂いがしそうなくらいしっかり現地の雰囲気を描いていて、ここまでやれば沖縄が舞台と言ってもいい話かと。
最後は「でーじミーツガール」です。
こちらは去年放送されたショートアニメで12話まとめても20分くらいしかなく、すぐ観れるアニメです。絵の線や色味がとてもイラストっぽくて味があリます。こちらは作者が沖縄出身です。アニメ本編では波の上ビーチが描かれてます。
今回、僕の方で追記するとしたらここら辺ですかね。他にも「暗殺教室」「魔法科高校の劣等生 追憶編」なども浮かんだのですが沖縄だけど沖縄描写が弱い感じなのは省きました。
他にも沖縄が出てくるアニメはあるかと思いますので、何かあれば教えてください。
今後も沖縄を舞台にしたアニメ、沖縄に遊びにくるアニメが増えてほしいと思う今日この頃です。
ではまた9月!
■SOUNDSGOOD infomation
■筆者information
【健兄・Twitter】@funnybunnyken
【店舗・Twitter】@soundsgood0915
当コラムはnoteで完全版を展開中!
沖縄オタク生活 note
別のコラムを読む
NEW PICKUP
今回は冷たい和スイーツ「まるたまサンド」が売りの「Yebisu Taman(エビスタマン)」のご紹介。
「まるたまサンド」には北海道あずきを丁寧に炊き上げた「あんこクリーム」、糸満産の紅芋を用いた紅芋あんにホイップクリームを添えた「べにいもクリーム」、そして、あんこクリーム、紅芋クリームの両方が楽しめる「べにいもあんこクリーム」の3種類がある。
糸満市に「地域愛」を感じさせるホットドッグ屋さんがある。それが『ITOMAN DOG(糸満ドック)』だ。今年(2024年)4月23日にオープンしたばかり。糸満市のメインストリートともいうべき「糸満ロータリー」近く店舗を構えている。