ある詩人の場合 第16回


詩人と入場料

「ふらびゅう沖縄」を見ている人の中には、ミュージシャンや舞台関係の方も多くいるだろう。
みなさん、ライブや舞台の入場料をどのように決めているのだろうか。

私は9月に詩と写真展を行う。
先日、会期中に朗読会を行うことになった。

私が自分で企画して、有料で朗読会をする様になったのは2019年から。
それまでは図書館の無料イベントや、バンドをしている知人に呼ばれていたので、入場料を考えたことはなかった。

2019年から、有料の場合は500円+ワンドリンクオーダー制にしている。
今回もそうしようかと思ったが、会場がギャラリーであるため、ワンドリンクオーダー制にするわけにいかず、展示観覧を含めて1,000円でいくことにした。

その何日か後、一昨年朗読会を行った場所で、他の方の朗読会が行われるという情報を入手。
入場料は1,000円だった。
他の人の朗読会だと、1,000円でも特に何とも思わない。
即、申込みの電話を入れた。

Vectisが初めててだこホールでコンサートを行った時も、入場料をいくらにするかで、かなりもめた。
1,000円は高いか安いか意見は分かれた。
1,000円は高い派が少し多かったように記憶している。

1,000円は高い派のメンバーは、「プロでもない私たちが1,000円いただくのは気が引ける」「よその舞台などを観に行っても、チケット代が高いと感じる」と話していた。

私は、「ライブハウスでも入場料1,000円はざらにあるのだから、ホールで1,000円はちっとも高くない」という考えを主張した。
もう1人の1,000円は高くない派メンバーは、「あまり安い金額のコンサートは大したことない感じがして、自分だったら楽しみにならない」という考えだった。
私は絶対3桁にしてはいけないと強く思い、必死で説得して、どうにか1,000円にすることになったのだった。

入場料とは違うのだが、一昨年受けたメイクレッスンの受講料は7,000円だった。
現在は15,000円なのだという。
それでも人気だというのだからすごい。
私はお金持ちではないので、一昨年受講して良かったと思っている。

入場料や受講料が高いか安いかは、人の価値観で違う。
ただ、演者やサービスを提供する側は、その金額を払った方に満足してもらえるように、良いものを提供することに全力を注ぐことを怠ってはならない。

■お知らせ
トーマ・ヒロコ 詩と写真展「この島に」


沖縄の本土復帰50年、自身の生誕40年。
詩人トーマ・ヒロコが節目の年に
これまでの詩と写真を展示します。

《コラボ作家》
タイラジュン、Minotan、平敷兼七
期:9月4日(日)〜9月24日(土)
時:10:00〜18:00 火曜定休
場:平敷兼七ギャラリー
  (浦添市城間1-38-6 同仁病院隣)
料:500円
駐:ギャラリー裏2台

《関連イベント》
詩の朗読会
日:9月18日(日)
時:18:30〜19:15(予定)
料:1,000円(朗読会+展示観覧)
朗 読:トーマ・ヒロコ
ピアノ:濱松真理
15名限定・要予約
問:090-3792-8458

■筆者information
【著者サイト】https://mumirock1.wixsite.com/hiroko-toma
【Twitter】@hirokotoma
【Instagram】@hirokotoma


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