SPECIAL

夏に制覇する“氷山”
ぜんざい・かき氷 特集2021

かき氷専門店 キーンズ
keeens

うるま市うるマルシェ施設内

その味、口溶け、全てが完璧!かき氷好きにキーンと衝撃が走る

SNSを中心に話題となっている新店舗キーンズ、その実力は想像以上どころか守備範囲外!あれ?かき氷を食べに来たはずなのに、この幸福感は最上のスイーツパラダイス〜♪ そんな他では味わえない美味しさ&味のコントラストに出会えたのでご紹介。

抽象画のごとくアートな出で立ちで登場したのは「塩キャラメルかき氷800円」。キーンズのかき氷はどれもモッサリかかったソースが特徴で、そこにプラスアルファ決め手となるワザが散りばめられる。それがこれまでのかき氷の概念を覆す、新しい食感を生む仕掛けだ。

うるマルシェは地元の買物客はもちろん、遠方からの人や観光客など客層は様々だが、誰もがこの突然現れたかき氷店の、分かりやすくも洗練されかつどこか懐かしい旗看板前に立ち止まる。そして店から運ばれる大きなかき氷を見て「おお〜」とため息をもらしていた。

美しきかき氷の仕掛人は、県内有名店での経験も豊富で現在は飲食系プロデュースを行うTotto・潮平里志氏。注目を集める食のアーティストが発表した、まさに最新作がこのかき氷。次はしっかり中まで鑑賞してみよう!(写真手前はスタッフさん)

まるでフワフワ氷のケーキ、口いっぱいに広がる甘い時間

標高も高く盛られた氷、どこから攻めようかと迷いながら氷山登頂を開始!マーブル模様のソースに散りばめられているのは伊江島産ピーナッツ&アーモンド、決め手は浜比嘉島の塩。かき氷に?と思うこのナッツ&塩が食べ進めるごとにそれぞれの旨味を押し出し、生クリームの魅力をグッと格上げ。まるで上等なケーキを食べているような感動の中、紅茶ゼリーへ導かれた。このゼリーがまた適度な弾力で柔らか過ぎないのがとても良き!

多すぎず少なすぎず、コチラも絶妙なナッツ量。この計算、まさにプロの技!
シロップは甘いのにしつこくない、店名に反してキーンとこない氷にも感動。
スプーンで崩れるのにしっかり食べごたえのある紅茶ゼリー。
一口ずつどう食べるかで味のバランスが絶妙に変わり、それも楽しい。

それぞれのかき氷は中に心を掴むスイーツが隠されており、「沖縄珈琲ぜんざい」にはぜんざい+コーヒーゼリー、「ブルーなパッション」にはシークワーサーゼリーが中に。それにピッタリなヨーグルトソースも気になる!3種のかき氷に共通して入っているアーモンドミルク+タピオカ粉で作った餅も、その弾力と儚い柔らかさに思わず目を閉じ噛みしめてしまう。

地元発・沖縄食文化の最前線を発信する「うるマルシェ」。そこに突然現れた大本命は、かき氷ファンだけでなくスイーツファンにも注目してもらいたい。食後には口直し不要のサッパリ感もあり、これも大きなかき氷を食べたと思えない新感覚。そして続けてまだ後1つ食べたいなぁと思う、不思議な中毒性も魅力的な味の証拠だろう。

かき氷専門店 キーンズ

住 / うるま市前原183-2

電 / 098-923-3911(うるマルシェ)

営 / 11:00〜18:30
※売り切れ次第終了

休 / うるマルシェに準ずる

駐 / 有り

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やきいも

車内カーナビを頼りに所在地の住所を入力し訪ねると周囲は緑に囲まれた中に「焼き芋」という幟(のぼり)が見える。その幟のそばには「名前の無い美味しいやきいもやさん」がある。

桜杏(那覇市)

「人々の健康のお手伝い」をしたいという小さな母娘が経営するお店の大きな思いは店内の商品からも感じる。