SPECIAL
夏に制覇する“氷山”
ぜんざい・かき氷 特集2021
氷屋 がじゅまる
本部町浦崎
沖縄生まれ、名古屋育ち!大きく立派な「がじゅまる」みたい
沖縄にルーツを持つ店主は名古屋在中。仕事の関係もあり沖縄と名古屋を行ったりきたりする生活の中、色んな沖縄ぜんざいを食べ歩き、美味しい沖縄ぜんざいの店を自分でも作ろうと一念発起!老舗や人気店の多い北部で最高の物件をみつけ、この2021年7月にオープンしたばかりだ。そしてこれが看板商品「黒蜜きなこぜんざい700円」。
北部と言えば沖縄ぜんざいをウリにする店や老舗も多い。そこでの勝負に選んだ味は『地元・名古屋の沖縄居酒屋が出す甘めな沖縄ぜんざい』。県内のように沖縄料理が身近でないがゆえに、近隣店を食べ比べる機会の少ない沖縄料理店。県外で独自に研究・追求する熱心さが、氷屋がじゅまるの沖縄ぜんざいからは感じられるのだろう。
海洋博公園・美ら海水族館から車で数分、誰もが北部へ遊びに行く時に通る場所で立地は最高!昨今の厳しい観光低迷期でも、噂を聞きつけた地元の人たちや、そのリピーターさんが多く訪れているようだ。
氷の命は40秒、見た目も味も瞬間芸術!甘い時間をかみしめて
フワフワにこだわった氷は一度も手で押さえることなく、わたあめのように宙に舞いながら器へ重なっていく。このように時間をかけて作るが一瞬の命だという氷山、少しでも触れると溶けてしまいそうなほど軽く柔らかい。繊細な氷をボトムで支える甘い沖縄ぜんざいやシロップは、名古屋で修行した名店の味がベースとなっている。
超特大の見た目とは裏腹に、小さな子どもも1人1つペロッと食べられるほど軽い。そんな子どもたちの心を掴んで離さないのが「アロエぱちぱち550円」。口の中でパチパチはじける昔懐かしの甘い粒や粉が、氷全体に散りばめられている。ぜひ次の北部ドライブで訪れてみてはいかがだろうか。
NEW PICKUP
今回は冷たい和スイーツ「まるたまサンド」が売りの「Yebisu Taman(エビスタマン)」のご紹介。
「まるたまサンド」には北海道あずきを丁寧に炊き上げた「あんこクリーム」、糸満産の紅芋を用いた紅芋あんにホイップクリームを添えた「べにいもクリーム」、そして、あんこクリーム、紅芋クリームの両方が楽しめる「べにいもあんこクリーム」の3種類がある。