CHOCOLATE PICKUP
バレンタインお勧めチョコ菓子
Patisserie H.Yuji
宜野湾市宇地泊
王者の味、ここにあり。オリジナルチョコサンドクッキー「mio」
「mio -ミオ-」とはイタリア語で『私のもの』などの意味を持つ。想いを伝えるバレンタインや感謝の気持ち、贈答品に「私の気持ち」として渡すのにピッタリな名前だ。
大阪で修行時代に出会った食材をベースに開発した「mio」は、当時も瞬く間に人気商品に。
アーモンドをキャラメリーゼしてミルクチョコレートを独自に配合したオリジナルジャンドゥーヤを、ホロっと崩れる優しい口当たりのクッキーでサンド。今回はデザイナーと相談を重ねてパッケージにもこだわり、より美味しく洗練された味と姿で登場した。どうして人気商品だったのに、沖縄で店を始めてすぐに売り出さなかったのか?
「人気になった味だからこそ、もっと美味しく、もっと完成度をあげられるかを研究しました。そして今の味にたどり着き、あらためて発売することにしました」と話す店主パティシエの比嘉さん。
チョコレートやアーモンドキャラメルなどの調合に、ペースト状にする絶妙な荒さで演出されるざらつきある舌触り、ほんのり塩見を感じるクッキーに練るカカオの量など、手作り感を残しながら唯一無二の神バランスが生み出された。
改良に2年を費やした「mio」、古き良き趣を持ちつつも新しい濃厚さを感じる味わいは食べた人にしか分からない最高の美味しさ。コーヒーや紅茶、ミルクだけでなく、緑茶やほうじ茶、お酒にも合う万能な味にも感じ、まさに「弘法筆を選ばず」をスイーツで感じさせてくれる。
県外でパティシエの腕を磨いた比嘉さんは、ある日チョコレートに魅せられ様々な賞を獲得するまでに。
フランスやベルギーに出向いた際、そこで出会ったチョコレートの存在感やショコラへのこだわり、手作りのきめ細やかさに衝撃を受け、寝る間も惜しんでコンクール入賞を目指したそう。「表現は自由だ」という想いを、チョコレート作りに全て注ぎ、自分のスタイルを確立させていった。
華やかに輝くケーキ、買うだけで私もお上品になれる気がする
ショーケースに並ぶケーキは、チョコレートや季節のフルーツを使ったものに、定番の形をしたものもある。そのどれもがピシッと美しい線と光をまとい、ジュエリーのように輝いている!
イチゴや栗も大きく、無駄のないそのスタイルはずっと眺めていられる美しさで、とにかく上品。そして焼きたてのパイも並び、一緒に手土産にしたい紅茶も並ぶ。
贈答品に選ばれることが多い「パティスリーアッシュユウジ」、カウンター1面を使って箱の中をしっかり見て選べるコーナーがある。チョイスしてオリジナルギフトも作れるので、価格帯も味もカスタマイズが可能だ。
奥のショーケースには自慢のチョコレート。バレンタイン時期は本当に人気で品薄になりやすいため、好みがある人は早めの購入がオススメ!焼き菓子もチョコレートも、プレゼントする相手を想いながら選ぶ時間を豊富なラインナップで楽しませてくれる。
コンクールで優勝もし都会で磨いたスイーツの味、地元・沖縄で多くの人に食べてもらいたいと話す比嘉さん。近年は価格も高騰するケーキ材料だが、クオリティを保ち作り手側の努力を惜しまず工夫することで、プロとしての美味しさと品格をうまく守っていきたいとの想いを語ってくれた。
すでに沖縄では大評判で指折りの有名店だが、常に研究する心を忘れずどのスイーツも進化を続ける。ぜひ研究熱心で情熱あふれる味と美しいスイーツの世界に、アナタも魅了されてみませんか?
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