peace cacao Okinawa

執筆者:照屋武志

糸満市糸満

ここでしか味わえないソロモン産のカカオ豆専門店

かつて糸満、そして南部の台所といわれた糸満市場「いとまーる」が面白い。
猫をモチーフにしたグッズを販売している「海猫商店」や古着屋「タイムマシーン」など魅力いっぱいの店舗ばかりだ。

今回ご紹介するのは、2020年糸満市場いとまーる内に開店した「peace cacao Okinawa(ピース・カカオ・オキナワ)」というソロモン諸島産カカオ豆専門店。ソロモン諸島産カカオ豆を使用したカカオティーやカカオクッキーなどを製造、販売している。

メニュー表(instagramより)
店舗外観

チョコレートの原料でよく知られる「カカオ豆」。
「カカオ豆」はエクアドルやドミニカなど赤道南北20度に位置している「カカオベルト」といわれる亜熱帯地域が適作地であり、ソロモン諸島もその一つである。

店内にはずらりとソロモン現地の写真が並べられている

特にソロモン諸島産のカカオ豆は無農薬かつより生活習慣病の予防にも有効とされている「カカオポリフェノール」を多く含まれている。そこから生まれる「カカオティー」は心も身体も温めてくれ、カカオソフトはカカオをふんだんに使いほどよい甘さが口にとろける。「peace cacao Okinawa」は、そんなソロモン諸島産のカカオをふんだんに使った商品が魅力。

カカオソフトとカカオティー
カカオ豆も販売されている

実は「peace cacao Okinawa」は特定非営利活動法人パシフィックガーデンというソロモン諸島で持続可能な開発支援を行うNGO団体が運営している。この団体はソロモン諸島にて職業訓練校の運営を中心に産業支援を行っているから驚きである。日本では全く流通してない自然の恵みを受けたソロモン諸島産のカカオ豆から生まれる商品はここ「peace cacao Okinawa」しか味わえない。
また、不定期に楽しいイベントも開催しているのでおいしさだけではなく、楽しさも味わえる素敵な店舗だ。

定期イベント、チョコレートづくり
peace cacao Okinawa

peace cacao Okinawa

-ピース・カカオ・オキナワ-

住 / 〒901-0361 沖縄県糸満市糸満989-83 糸満市場「いとまーる」内

電 / 045-532-9510

営 / 12時00分~17時00分

休 / 基本的には火曜日(不定休)

駐 / 無し(近隣の有料駐車場(1時間無料))

NEW PICKUP


とりのや

2024年11月8日、沖縄市住吉に「とりのや」が新規開店。「とりのや」はその名の通り、鶏の丸焼きと半身揚げを販売提供しているお店だ。

うさぎの相棒(友寄店)

2024年2月10日に八重瀬町仲座に開店した「うさぎの相棒」。私と同じように「建物の可愛らしいうさぎに引き寄せられてお客様が来られますよ~」と話すのは店主の天野さん。その可愛らしい人を引き寄せるうさぎのキャラクターは娘さんが考案したという。

八重岳ベーカリー

「八重岳ベーカリー」を一言で表すと自然の恵みから生み出されたパン屋さんである。店内でパンやクッキーを製造し、販売している。

万寿園

かつて糸満ローターリー近くに「万寿園」というラーメン屋さんがあった。独自の味噌を使った「味噌ラーメン」やあっさりした塩ラーメン、そしてニンニクの効いた餃子など糸満市民のみならず市外からもファンが多いラーメン屋さんである。