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夏に制覇する“氷山”
ぜんざい・かき氷 特集2021

お食事と喫茶 千日

那覇市久米

紹介するまでもない有名老舗だからこそ、あえて紹介したい

今回の企画を思い立ったのは他でもない、千日のぜんざいを思い出したからだ。
という訳で沖縄ぜんざいの話をするのに、あえて語りたい有名店をご紹介する。千日の魅力はなんといってもコスパと味と雰囲気に、立地、とにかく何拍子も揃っていることだ。

絵に描いたような「沖縄ぜんざいとは」を体現している器に、シンプルな氷山。とにかく程よい甘さのぜんざいに、取材中もひっきりなしに様々な人が来店。近年はテイクアウトも増え、駆け足で入ってくるサラリーマンも多い。男性1人で来店する姿が多いのも、那覇の中心地にあるからこその光景。

ルーツは1952年頃、ひめゆり通り近くに開店した食堂。そして1960年に与儀に「千日アイスケーキ」を開いた。そんな長い歴史の中で愛されてきた千日ブランド、今でも親子4世代で通う常連さんもいるそう。これでも値上げしたと、創業者の三女で味を引き継いでいるれい子さんが話してくれたが、その値段は驚きのワンコイン以下。観光向けに氷菓子店が増える現代では、なかなか貴重な価格設定、ありがたい。

代々家族で続け昔ながらの味を守っている。創業者・金城新五郎さんは非常に几帳面で完璧を求める方だったことから、全レシピがしっかり残されており、それを続けているだけとのこと。その続けること程、大変なことはないはず!

初めて来たのに懐かしい、これぞ老舗の魅力

奥の丸テーブルを陣取り早速注文に向かう。ココでの定番な過ごし方は「沖縄そば」を食べた後の「ぜんざい」に持ち帰りで「たい焼き・今川焼き」のようだ。取材中、この流れで注文していくお客様が本当に多かった。

まずは定番の「アイスぜんざい350円」。なぜ「アイス」なのか、実は千日には「ホットぜんざい500円」も存在する。冬季限定のメニューでコチラにもファンが多いそう。

次は大人気「ミルク金時(ぜんざい)500円」で、注文の半分以上がこの「ミルク金時」のようだ。これぞまさしく夏に制覇したい氷山、美しい山肌は撫でるように食べたい。という訳で早速いただくことに。なぜかここで創業者の三女・れい子さんのサービスで「いちごミルク金時(ぜんざい)550円」に変身!ちなみにお子様連れにはやはり「いちご味」が大人気だそうだ。

氷の中までしみしみのイチゴ味&ミルク!
崩れてぜんざいと混ざってもシャリシャリ氷が健在!
水分量が増えても最後まで氷感が残っているのは本当に魅力!
最後は、ミルクとぜんざい+いちごの甘いスープを飲み干す!

最後まで飲み干して千日の氷山登頂終了!一緒に出された温かいお茶、その心使いが美味しく体に染み渡る〜。
味や価格は勿論だが、観光客の間ではノスタルジックな雰囲気も魅力とされ、観光サイトだけでなく口コミやSNSでも人気が広がっている。その1つはカウンターの景色と、側で焼かれる「たい焼き120円」にもあり。たっぷりなアンコは焼きあがり姿でもスキマからはみ出るボリュームだ!

千日のぜんざいは、素材をしっかり際立たせる控えめな甘さに、最後まで甘味の満足感をくれる少し多めのミルク。そして1人で贅沢に食べきるのにちょうど良いサイズと優しい価格。沖縄ぜんざいってどんな味?と聞いた時に思い浮かべるのが千日という県民は多いだろう。
今回はPFAMインタビューロケ地でもご協力いただいた千日の皆さんに感謝を込め、那覇市一番のオススメ店としてご紹介させてもらった。

お食事と喫茶 千日

住 / 那覇市久米1-7-14

電 / 098-868-5387

営 / 11:30〜19:00
※夏季は20:00迄
※早く閉まることもあり、要電話確認

休 / 月曜 ※月曜祝日の場合は翌火曜

駐 / 有り


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