OKINAWA INFOMATION

日本最南端の鉄道資料館

与那原町立 軽便与那原駅舎 展示資料館

執筆者:照屋武志

当時の沖縄県鉄道の歴史、文化をこの目で学び体験できる場所

たまに私はゆいレールを利用する。モノレールを待つ間、興味ある看板が目に留まった。
「日本最南端の鉄道資料館」!?
沖縄に「鉄道資料館」があったのかと思う人も数多くいるであろう。私も興味が多いにあり、すぐさま行ってみた。

与那原駅舎 正面外観

現在「鉄道」と言えば、「ゆいレール」(沖縄都市モノレール)が一番に出てくるワードだろう。
てだこ浦西駅から那覇空港駅までの約17キロメートルの道のりを通勤通学で利用している人も多い。
「ゆいレール」は2003(平成15)年に開業。実はその約100年前の1914(大正3)年から1945(昭和20)年まで「沖縄県営鉄道」が存在していた。「沖縄県営鉄道」は当時の県民からは「ケービン」という愛称で親しまれ、最長22.4キロメートルの嘉手納線、与那原線、糸満線があったというから驚きである。

今回ご紹介する「与那原町立 軽便与那原駅舎 展示資料館」は、「沖縄県営鉄道」を含めた当時の沖縄県鉄道の歴史、文化をこの目で学び体験できる場所である。
入場料100円を支払い、時空を超えた沖縄県鉄道の歴史へ入場。

乗車【入場】券(公式instagramより)

ここは「駅なのか?」と錯覚するような館内。こちらより入場(乗車)券を購入してくださいとあり乗車券を購入。この入場(乗車)券もまたレトロ感あふれる作りであり鉄道ファンならたまらないだろう。

何といってもこちらでぜひ体験していだだきたいのは「沖縄県鉄道シミュレーター」だ。1区間100円で運転士体験ができる。

沖縄県鉄道シミュレーター
運転士体験シミュレーター、区間設定
実際の運転士体験、駅までの距離が表示されている

沖縄県営鉄道の区間は現役電車運転士の私でも難しい笑。私は大里から与那原を体験した。古地図や当時の航空写真を元に再現された「沖縄県鉄道シミュレーター」はまさに時空を超えて100年前にタイムスリップした感覚を体験できるといっていいだろう。駅停止位置まで1059m、感覚でブレーキをとったものの大里駅の停車位置を超えてしまった笑。

ぜひ「沖縄県鉄道シミュレーター」を体験した後は、館内の展示資料をみていただきたい。展示されている資料は「沖縄県鉄道時刻表」やその鉄道養成課程卒業証書など100年前から沖縄に電車があったのかと思わせる展示品ばかりだ。

沖縄県鉄道ダイヤグラム

入場料100円(与那原町民は無料)で様々な沖縄県鉄道を知ることができる「与那原町立 軽便与那原駅舎 展示資料館」は鉄道ファンのみならず、特に親子連れの家族にお勧めの施設だ。

与那原町立 軽便与那原駅舎 展示資料館

与那原町立 軽便与那原駅舎 展示資料館

-ヨナバルチョウリツ ケイベンヨナバルエキシャ テンジシリョウカン-

web

住 / 〒901-1303 沖縄県与那原町与那原3148-4

電 / 098-835-8888

営 / 10:00~18:00

休 / 毎週火曜日、年末年始(12月29日~1月3日)

駐 / 有り(5台)

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