OKINAWA INFOMATION
こだわりの木製家具製品
WOOD STOVE FURNITURE
執筆者:照屋武志
こだわりの木製家具製品
沖縄県南部に位置する糸満市。
人口は令和5年度8月現在で約62400人。(糸満市HP「住民基本台帳調べ」より)。
糸満市の中でも喜屋武(きゃん)は人口約920人ほどであり緑に囲まれた長閑(のどか)な地域である。また、喜屋武エイサーや喜屋武ハーレーといった伝統行事、そして「にんじんの里・喜屋武」としても認知度が高まりつつある。
そんな緑豊かな喜屋武にひと際オシャレなお店があったので訪れた。
WOOD STOVE FURNITUREという目立つ看板!
店内に入ると木目が美しくしっかりとした机や椅子などの家具、そして木製のバインダーや雑貨類などが販売展示されている。何とこれらの商品は『WOOD STOVE FURNITURE』の代表である上原健司さんの手作りというから驚きである。
代表の上原健司さんは豊見城市出身。子どもの時からモノ作りに興味・関心を抱き、工業高校。そしてインテリア系の専門学校に進学した。その後、豊見城市、糸満市米須で工房を営み、2023年4月に家具工房『WOOD STOVE FURNITURE』をオープンした。
「木製家具製品をつくることにこだわりを持っている」という上原さん。
専門学校卒業後、インターンシップなど本土での経験から木製家具製品の魅力に惹かれ、現在に至るという。
「木製家具を作製する際、原材料からこだわっている」と話す上原さん。
写真からもわかるように一つ一つ丹精込めて上原さんが作製した木製家具製品は美しい木目調が特徴である。生活の中で上原さんが作製する木製家具製品はひと際、「ほっこりと温かい時間をゆっくりと過ごせる空間」となるものばかりである。
そんな『WOOD STOVE FURNITURE』は家具販売のみならず、不定期に様々なイベントを実施している。5月4日取材時にもゴールデンウィークイベント「Mothers day」が開かれていた。上原さんが営む『WOOD STOVE FURNITURE』以外にも様々な作家さんの製品が展示されていた。魅力いっぱいの製品ばかりである。
木製家具製品を見て、購入する、それだけではなく、木製家具製品の魅力を感じさせるイベントを実施している『WOOD STOVE FURNITURE』へ一度訪れてみてはいかがでしょう。
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今回は冷たい和スイーツ「まるたまサンド」が売りの「Yebisu Taman(エビスタマン)」のご紹介。
「まるたまサンド」には北海道あずきを丁寧に炊き上げた「あんこクリーム」、糸満産の紅芋を用いた紅芋あんにホイップクリームを添えた「べにいもクリーム」、そして、あんこクリーム、紅芋クリームの両方が楽しめる「べにいもあんこクリーム」の3種類がある。
糸満市に「地域愛」を感じさせるホットドッグ屋さんがある。それが『ITOMAN DOG(糸満ドック)』だ。今年(2024年)4月23日にオープンしたばかり。糸満市のメインストリートともいうべき「糸満ロータリー」近く店舗を構えている。