MOVIE SPECIAL

映画・ミラクルシティコザ
スペシャルインタビュー Part.3

平一紘 監督

映画「ミラクルシティコザ」

スターシアターズで1月21日(金)から沖縄先行公開され、桐谷健太さん主演でまだまだ話題の映画「ミラクルシティコザ」。
伝説のロックンローラーを祖父に持つ「翔太」は1970年の沖縄へタイムスリップ。その時代ならでは毎日を生きることとなる。沖縄の生きる伝説・バンド「紫」の全面協力により、その代表曲が作品を彩る。
『未完成映画予告編大賞』でグランプリを受賞、大掛かりな撮影や映画のスペシャリストが加わり本編制作が始まっても、中心は沖縄で活躍する人たちだった。平一紘監督がこだわった沖縄産の魂、沖縄発の思い、沖縄から全国へ彼らだから描けたものは何か。それを探るべく3者へインタビューを決行。

スペシャルインタビュー最後を飾るのは平監督!全国公開と沖縄ロングランを終える今、1回観た人も7回観た人も、あらためて発見ある監督自身の思いをインタビュー。未公開シーンや撮影現場での思いも聞かせてもらった。

安定を求めた少年は映画監督へ

●東京で行われた舞台挨拶はどうでしたか?
すぐに感じたのは沖縄の熱が伝わっているということでした。当初より沖縄で先行公開して盛り上げて、県外へと作戦していましたが、予想以上に沖縄の縁や繋がりが舞台挨拶の場で見れました。県外在住の沖縄出身者や沖縄ファンが集まっていました。この映画が沖縄の中だけで終わってしまうのを恐れていたので嬉しかったです。桐谷さんも出演されているし、紫やオレンジレンジのファンの皆さんも繋いでくれ、舞台挨拶の頃には全国ミニシアターランキング4位に上がってくれました。この映画は様々な要素が多い映画なので、何度も見に行ってくれている人が多くて、県内では「7回目だよ」「明日ももう一度行く」など連絡くれる人もいました。

●本当に制作も宣伝も、どこを見ても沖縄中が協力している空気を感じました。
今回、それは本当にたくさん感じて感謝している部分です。何の利益損得も関係無しに応援してくれる人が多くて、県内のテレビ局やメディアの皆さんが会社の垣根を越えて、告知を手伝ってくださっている印象があります。あるテレビ局の方は僕がデパートリウボウの社員として働いている時から応援してくれていて、「未完成映画予告編大賞」でグランプリを獲った瞬間に花を送ってくれて、何も関わっていないのに番組内でも宣伝をさせていただき、本当にありがたいです。

●そんな平監督は、小さい頃からずっと映画監督を目指して、念願かなって!という感じですか?
念願かなってではありますが、僕の幼い頃は特に夢や野望がない子だったんです。小学生時代から安心して暮らせる安定生活を目標にしていて、心の底から某県内大企業スーパーの社員になりたかったんです。大きな会社の社員になって、安心して家族を持って暮らしたいと思っていました。中学生になって体を壊して病院や県外に行く機会が増えた時、とっても映画を見るようになり、そこで映画配給に関わる仕事に興味を持ったんです。その流れで大学では自主映画を撮って、それが面白い作品になりコンテストに出すと手応えがあったんです。そこから目指してみようと思いだしました。

●そこから「未完成映画予告編大賞」を獲るまで、どんな道のりでしたか?
まず沖縄国際大学で映画チーム「PROJECT9」を作りました。放送研究部に所属していて、そこから作ったんですが100人程の人が関わる大所帯だったんです。その中で『このまま続けても良くないな』と解散して、これを会社にしたい気持ちになったんです。それなら社会人経験も必要だと思ってデパートリウボウに内定をいただき社員になりました。ここでの日々はとても楽しくて居心地良くて、それで会社員をしながら自主映画を作っていました。ありがたくテレビドラマの仕事をいただいたりしたんですが、副業は良くないかなとお金は貰わず、監督だけを『ダイナマイト平』と偽名で受けていたりしました。(笑)
仕事が終わったら翌日の朝まで台本を書いて、また出勤してという生活を何年も続けて、あるきかっけで退職し先に「PROJECT9」を会社にしていた大城代表と合流、今に至る感じです。ずっと自主映画を作り続けている時も、デパートリウボウの先輩・同僚・後輩も皆さんずっと応援してくれていて、映画「ミラクルシティコザ」のスペシャルサンクスにはデパートリウボウと糸数会長と書かせてもらいました。いつか映画の世界を辞めることがあれば、また働きたいくらいお世話になった愛着のある場所です。

●では平監督が映画の世界を目指したきっかけの作品はあるんですか?
どっぷりハマるきっかけは「マトリックス」です。いわゆる文芸的な映画なども、もちろん映画好きとして見るんですが、僕はどストレートエンターテイメントが大好きなので、最初に「マトリックス」から衝撃を受けたのを覚えています。大学の論文では「砂の器」を題材に、映像になった時に原作を越える魅力を持つ作品と、松本清張さんご自身も認めている事などを書いたこともありました。バシッと気持ちを変えてくれた作品だと「桐島、部活やめるってよ」です。今でも覚えているその日、楽しみにしていた会社の飲み会が控えていて、午前中で仕事が終わった僕は飲み会まで映画を観に行きました。そこでこの作品を観て『映画監督になれないよ』ってセリフが、言い訳が当時の自分に重なったんです。色々な気持ちがこみ上げて、すぐ飲み会をキャンセルしてPROJECT9のメンバーへ連絡、その夜からすぐに長編の自主映画制作がスタートしました。何時であろうが思い立った瞬間に動くので、その時に会社も辞める決意をしました。

ふらびゅう沖縄の取材が終わった直後、隣のテーブルに移ってまた別の取材の応じる平監督。この日はインタビュー4本と大忙し。

ミラクルにコザの魅力を伝えるだけじゃない、だから面白い。

(C)2021 Office Crescendo

●映画「ミラクルシティコザ」のテーマは、どんな風に決まりましたか?
オフィスクレッシェンドが主催する「未完成映画予告編大賞」、このコンペのルールが『まだ出来ていない映画の予告編』『タイトルに地名を入れる』だったんです。地方から才能を集めて盛り上げたいからこそだと思います。じゃあどこの地名…と考えた時に、僕はコザで生まれてコザで育ったけど、これまではコザの映画を撮ろうと考えた事が無くて、むしろ少しコンプレックスみたいに地元を描きたく無かったりしたんです。そこをあえて振りかえってみると、「コザの街」は今廃れているように見えるけど、過去にはネオン街や繁華街でロックで育ったオジイたちが今も変わらずに生きていて…、なんだかこれは映画になるなと思えたんです。
タイトルにヒントをくれたのは、退職したデパートリウボウの前社長・糸数会長でした。糸数会長の所へ遊びに行って『こんな話を撮ろうと思う』と言うと『いいじゃん、コザ』って反応を示してくれて。そして過去は変える事ができないから魅力的に輝いて、どんどん価値が上がっていくけど、近づいてくる未来の価値は変わらないのでは?と、捉え方次第ですけどそんな話をしました。2099年にもうすぐ来る2100年の話より戻れない1970年の話の方が、観たい人が多いんじゃないかって。それで過去を描くことに魅力を感じたんです。だからこそ昔のコザを描いたこの内容は、コンペの趣旨にもドンピシャに当たっていて良かったのかなと思いました。

(C)2021 Office Crescendo

●グランプリが決まった時は、どんな気持ちでしたか?
映画監督になれるんだ!って思いました。そして先のことまで想像出来ました。今の様子まで想像して、良い方向に進めばこんな風に色んな所で上映されて、みんなが取材を受けて、津波⻯⽃くんや大城優紀さん、昔から一緒に頑張ってきたメンバーも脚光を浴びるかもしれないって。この未来が見えて本当に嬉しくて、だから色々考えていた細かいプロットとかどうでも良くなりました!まずはこの映画を大ヒットさせる事、みんなを幸せにする為にどうヒットさせたらいいかを考えて、僕が伝えたい想いは二の次でと。最終面接ではプロット提出もあったので拾い集める作業はありましたし、作る過程で必ず自分の想いも乗せられると信じていたし、コロナ禍で延期にもなって考える時間もいっぱいあったんです。

●映画の題材にもなっている紫の皆さんに、伝えた時の反応はどうでしたか?
「いいんじゃない?」みたいな感じでした。きっと皆さん、表舞台に立ち慣れ過ぎて、伝説って言われ慣れているし、どう描かれようが関係ないよって雰囲気だったと思います。それでも実際に映画が出来て公開される頃は、少しテンション上がってくれているのが伝わってきて嬉しかったですね。コザロックや沖縄市に対して色んな声もありますし、コメント欄でも見ましたが「ロックって何でもいいじゃない?」って根本を教えてもらった気はしています。

(C)2021 Office Crescendo

●そんな伝説のロッカーたち、作中では面倒なオジイ扱いがとても衝撃でした。確かに事実だったり現代の感覚も感じつつ、共感出来る場面もありつつ…、笑っちゃえる感じで面白かったです。実際には誰も言えないような言葉も飛びかっていて、映画って凄いなぁと思いました。
「オジイ邪魔だな」「ボケてるな」って皆さん思っているかもしれないし、本人たちも思っているかもしれない、少し馬鹿にした風な描写には、しっかりとリスペクトが共存していて、だからこそ生き証人でまだまだ第一線で活躍されている事実がある。それを映画のストーリー通して見た時に、今も元気に生きてやっている姿、まだ俺たちの座を渡さないぞって言う姿が、とても格好良いと思ったんです。

全部入れたら3時間越えの超大作だったはず…

(C)2021 Office Crescendo

●監督ご自身で印象に残っているシーンはどの部分ですか?
いっぱいあります!これまでのインタビューでは、コメディー映画で桐谷さんのシーンは面白くて好きだと話たりもしていますが、あえて語るならマーミーの歌のシーン、カフェOCEANでのシーンです。脚本が出来た時点で完全に画が見えて、それが桐谷さんと大城優紀さんにしっかり伝わってて、照明、撮影隊、みんながたぶん想像した綺麗な感じ、想像通りになったんじゃないかなと思っています。前半はテレビドラマっぽい説明の多いシーンで構成されてますが、後半につれて説明を省いた描写を入れて『解るかな?でもきっとここまで観てくれた人なら解るはず』と、観てくれる人を信じたシーンが多くて、その代表的な場面でした。きっとこの人の中は誰で、この後どうなったか解ってくれると思いを込めて描きました。いわゆる全国公開というステージに挑戦する上で、桐谷さんは当たり前のようにあのシーンを演じられるんですけど、沖縄勢やスタッフ、僕がこのシーンをどう監督出来るかが僕の価値になると思い、綺麗にはまって良かったと思いました。
桐谷さんは打合せの時から「マーミーと僕のシーンはこうはどう?」と、提案いただいたりとても協力的に撮影も進められて、後半の手紙のシーンなんかは、桐谷さんのアイデアも盛り込まれているんです。よく映画やドラマで手紙を読むシーンでは、書き手の声で語られたりするのですが、マーミーの声は聞こえないんです。あまり説明をしたくなかったのもありますし、そもそも「たつる」は母の声を想像できないはずで、聞いた事が無いから声を知らないなと思って。確かに声が聞こえて来たほうがドラマチックで泣けるんですが、あえて無くしてました。

●手紙の文字がまた、線が細くて達筆な部分にも時代を感じる演出でした。実は完成までに、かなり削ったシーンがあったと聞きましたが、お蔵入りだけど紹介できる部分があれば教えてほしいです。
最後まで迷ったシーンは、南里美希さん演じるレイナがハルを奮い立たせる場面です。とっても面白くてスタッフ皆さんに好評で、特に女性陣から『このセリフが大好き』と言われたんですが、テンポ感のためにカットされました。ハルが出て行けと言われてライブハウスのゾーンを出て、フラフラ歩いてから道端に寝転がるんです。そこに最初のシーンみたいにレイナが現れて『アンタ何してるわけ?』と声かけるんです。それでハルが『50年経つの待ってます』って答えて、レイナが『アンタこんな事しててもいいことないよ!』って言うセリフが、コザを強く生き抜いてきた女性を代表するセリフなんですね。

(C)2021 Office Crescendo

●レイナはキャラ立ちしている役だったので、もっと見たいなと思っていました!
そうなんです!そして現代のレイナは喜舎場泉さん、本当に面白い方で、今回の撮影中に唯一ギャグの為に『もう1回やらせて』と笑いにこだわった方でした。『今のあんまり面白くなかったから、もう1回ね!』って、芸人さんだなと思いました。(笑)

●監督しか語れない映画「ミラクルシティコザ」のポイントってありますか?
色んな映画の作り方があると思うんですが、映画「ミラクルシティコザ」は本当に特殊で、これから映画の世界に入りたい若者たちと、それを支える大人たちが、同じ1つの方向を向いて出来た瞬間ばかりでした。その思いを一身に受けて、僕はこの映画がどうなっても幸せだ、例え大きなヒットをしなくても得られたものの大きさがスゴイぞと思っていました。クランクアップした瞬間は、これ以上にない幸せな現場だなと感動しました。桐谷健太さんというスター俳優に出会えたこと、俳優さんの枠を越えて人として本当に素晴らしい方で気取らないし、今後どんな有名な方と仕事することがあっても、僕らには揺るがない桐谷さん基準がありますね。どんなに大変な現場に出会っても、この現場があったからこそ楽しく乗り越えられる気もします。

●結果的にエンタメを突き詰めて、監督の思いは乗せられましたか?
そこは勿論です!エンタメだけ追求された、ただ面白いだけの映画をもう一度見ようとはならないと思うんです。僕なりの沖縄への、コザへの思いを込めています。確実に殺したかを見るマーミーのシーンこそ、エンタメを追求すると要らなかったと思うんです。こういった場面で僕や観ている人の女性像をアップデートしたい気持ちを込めて、あの時代は女性が自分で考えて自分で動いて、男からお金を奪ったり奪われたりすることも最先端、母親の立場も捨てて男を守ることに徹したマーミーの姿に、それを後から母親失格って言い方をする彼女の言葉や、手紙でどんどん母性が芽生える姿、細かくセリフに思いを乗せて伝えています。観る人が「こうなって欲しいだろうな」というエンタメ性とメッセージ性のバランスを考えています。

●そうですね、あのマーミーからは女性が母になる大きな変化を、時代が変わっても変わらないものがあるというメッセージと共に伝わってきた気がします。
マーミーは出番が結構少ないんです。それでも最後「逢いたい」と4文字に大事な思いを込めていたり大切な役です。若くして亡くなっているのもあって、ラストはずっとコザで彼女が待っているようにしたかったんです。そのシーンも音響さんが最初に付けてくれた音は、分かりやすく天国や回想を思わせる鳥のさえずりとか光が見えるような音だったんです。でも、今も昔もコザはそうじゃないと思い、街の雑踏や車の音を足して、そこにハルが粋な計らいで若き日の姿でやってくるようにしました。

ミラクルシティコザの世界は終わっても、続く平監督のストーリーは

●SNSを結構見られているとのことですが、良き反応、悪い反応にどんな気持ちになりますか?
そもそも映画を観てもらえた事が嬉しいので、悪い反応も感謝です。お金を払って観てもらっている時点で、もう文句を言う権利は誰にでもあります。批判的なコメントで多いのは『俺が思っていた沖縄ロックじゃなかった』というニュアンスで、全国には沖縄ロックにこだわりを持つファンがこんなに沢山いるんだと知るきっかけになりました。僕はそこまでコザロックを深く知らずにエンタメとして捉えて、別の意味や内容で深掘りしたので、沖縄ロックの映画を撮ろうとしていた訳では無いんです。単純にコザを舞台にした、男女の50年を描いた気持ちだったので、沖縄ロックの歴史を紐解こうとしたのではなく、それを目当てに観ていただいた方には申し訳なかったです。そういった内容も、いつかしっかり知って作品に出来たらとも思いますし、逆にそれを語るべきなのかを考えるところからと思っています。音楽的な部分は、ポスターなどのカメラマンや他のスタッフの方が補完してくれている部分もあって、僕はコザの過去と今を描くという部分に気持ちがあったので、沖縄ロックを期待して観てくださった方は肩透かしだったかもしれないと思います。
良い反応としては、何度観ても楽しいとキャラクターの個性に惹かれてくれた人がいて嬉しいです。僕自身は毎日インスタライブして、キャストの皆さんも出てくれたり、劇場に自分の名前を書いた応援うちわを持って来るファンの方がいたり、こうやってコアなファンが出来ていくことも嬉しかったです。

●次回作や今後の目標はどうですか?
実は今、次回の短編作品の準備中です。次は女性の話で、これもまた僕にとって大きな挑戦になりそうな映画です。期待しててもらえたらと思います。映画の最終目標は興行収入1億円突破です。(笑)全国で上映されて沖縄でロングランをして、沖縄復帰に併せて何かを考えるきっかけにもなればと思っていました。

●グランプリを受賞してこれまで走ってきた平監督、もし10年前の自分に声をかけるならなんと言いますか?
もっと英語の勉強をしておきなさいと。(笑)そうしたら、もう少し早い段階で違ったステップアップがあったと思いますし、ハワイ国際映画祭に行った時にも思ったのですが、もっと英語が出来たら周りの人との話をより楽しめただろうと思います。そしてもっと外国のスタッフや製作者と話せたら、面白い事を一緒にしたりアジア圏で活躍できるチャンスが有ったかもしれないと思います。映画ばっかり見てるんじゃないよと。(笑)映画作りに関しては10年前の僕も頑張っていたのでダメ出しは無いですが、映画以外の勉強はもう少しやっていた方が、結局どんなことでも映画に繋がってくると伝えたいですね。
ずっと続けてきた中で、一度だけやめようと思った瞬間もあって。「闘牛戦士ワイドー」を作っている頃、メインの監督は他の方がいて、僕は数話だけ担当させてもらったんです。当時は生意気ながら県内でレギュラー番組をいくつか持っていて、作品にちゃんと向き合えてなかったんです。脚本とか撮影の色んな部分にそれが如実に出てしまい、たかひろや監督はじめ、みんなに怒られたんです。大人になってあんなに怒られたのは後にも先にもコレだけという程、滅茶苦茶に怒られました。僕すぐめげるんです。(笑)それで、もう辞めたい、映像の仕事はだめなんだって思った日もありましたが、そこから復活して自主映画を撮る中で、あの時に怒ってくれた皆さんへ感謝しかないと気が付きました。たか監督には感謝ばかりです。あの日が無かったら、僕はまだ調子に乗って二足三足のわらじを余裕だよって続けていたんだと思います。それからは台本を書く時はその事だけを考える日を作って、引きこもって向き合って、当たり前の事なんですけど、でもその環境を作ってくれているうちの会社にも、やっぱり感謝なんですよね。

●それでは最後にメッセージをお願いします!
映画「ミラクルシティコザ」は沖縄の役者さん、スタッフさんの魅力が詰まった、沖縄が詰まった映画になっていると思います。沖縄でこうやって長く公開されていることは本当に幸せだなと思っていますし、この映画を県外や世界へ発信出来るのはすごいことだと思っています。だから観るか観ないか迷っている人、少しでも気になっている人は、ぜひ映画館へ観に行ってほしいです。その後で面白い、面白くないはあると思いますが、まずは観に行ってください!よろしくお願いします!

平 一紘(たいらかずひろ)
1989年、沖縄市出身。合同会社PROJECT9ディレクター。大学時代から自主映画を50本以上制作。

映画「ミラクルシティコザ」

映画「ミラクルシティコザ」オフィシャルサイト
https://miraclecitykoza.com/
スターシアターズ
https://www.startheaters.jp/

上映期間:1月21日(金)~
上映劇場:スターシアターズの公式サイトで確認いただけます
上映時間:119分
監  督:平一紘
出  演:桐谷健太、大城優紀、津波竜斗、小池美津弘、津波信一、アカバナー青年会、神崎英敏、山城智二、渡久地雅斗、玉代勢圭司、山内和将、ベンビー、南里美希、喜舎場泉、城間やよい、山田行、岸本尚泰、平隆人、宮城夏鈴、ニッキー、渡辺光、小川深彩、他

(C)2021 Office Crescendo

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