Okinawan Sweets

ひとつぼいも

執筆者:照屋武志

那覇市安里

ヒトツボとは?

さて、みなさんにご質問です。
焼き芋といえば「石焼きいも」や「移動販売する焼き芋屋さん」と数多くの人がイメージするでしょう。

ここは那覇市安里、安里駅から徒歩2分程度の場所にあるやきいも「ひとつぼいも」です。
お店の「ひとつぼいも」に3つの意味があると話す店主の大城篤史さん。
1つは一坪(ひとつぼ)の店舗で経営。2つは一つの壷(ヒトつのツボ)で芋を焼いていること。3つは芋を人(ヒト)の食の壷(ツボ)、つまり夢中にさせるという3つの「ヒトツボ」の思いが店舗名に込められている。

写真はオーナーの大城篤史さん。実は元々、とある企業でサラリーマンとして働いていたという。
以前から芋(いも)に対しては興味関心を持っており、自分の好きなことや興味のあることを仕事に繋げたいという思いから現在のお店をオープンしたという。

ただ単に芋を売るだけではない。やきいも「ひとつぼいも」の凄いところは芋の種類や栄養素などの質問に対して簡潔明瞭にお客さんに対して応えてくれるところである。芋に対して種類や栄養素など独学で学んだと店主の大城さんは話す。

商品は「焼き芋」だけではない。一番のおすすめは日本全国でここだけしかない「蜜芋抹茶ティラミス」と「蜜芋ティラミス」である。ほどよい甘さでしっかり芋の皮まで食べることができる。

そんな芋に対して熱い思いをもつ大城さんは今日も焼き芋商品づくりに励み、そんな熱い思いに惹かれてやってくるお客さんが「ひとつぼいも」であった。

ひとつぼいも

ひとつぼいも

-ひとつぼいも-

住 / 〒902-0067 沖縄県那覇市安里2−8−7

電 / 098-868-1511

営 / 12時00分〜19時00分

休 / 月曜日

駐 / 有り1台

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やきいも

車内カーナビを頼りに所在地の住所を入力し訪ねると周囲は緑に囲まれた中に「焼き芋」という幟(のぼり)が見える。その幟のそばには「名前の無い美味しいやきいもやさん」がある。

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「人々の健康のお手伝い」をしたいという小さな母娘が経営するお店の大きな思いは店内の商品からも感じる。