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夏に制覇する“氷山”
ぜんざい・かき氷 特集2021

アボカフェ 沖縄店

名護市饒平名

せんざいにしちゃいました?!アボカド好きは必見の氷山

ヘルシーでダイエットにもピッタリと注目の、森のバター「アボカド」専門のカフェ。オープンから1年でコロナ禍と直面、休業時期もあり様子を見ながらの営業だが、地元の人だけでなく観光ではここを目的に北部旅に訪れる人もいるほどの人気店。そんなアボカフェ人気メニューの1つが「アボカドぜんざい850円」。

筆者はたびたびアボカド好きと出会うと、この「アボカドぜんざい」を勧めてきたが、多くの人が「え?アボカド?ぜんざい?」と聞き返してくる。しかしそう、アボカドのぜんざいなのだ。もちろん、甘くしっとりしたアボカドソースがとーっても美味しく、ココでしか味わえない唯一無二の逸品である。

名護市屋我地島の集落、古民家風の外観は白い壁が美しく、青空と緑のコントラストをパキッと分ける平屋造り。自然光をたっぷり取り込んだ店内は、ナチュラルな木の装いで落ち着く空間を演出。まさに何時間でもゆっくり出来る場所の代名詞的な雰囲気だ。

実はアボカドレシピ本「アボカド三昧〜アボカド専門店のかんたん、おいしい絶品レシピ〜」も出版されている店主・宮城さん。レシピ本には和洋問わず、アボカドの魅力を再発見する様々なレシピがギッシリ掲載されている。

人気ランチと並んで、かき氷メニューも豊富にスタンバイ

では早速、美しい丘状に盛られた「アボカドぜんざい」の中を覗いてみよう。たっぷりのソースは氷の中にもかけられて、全体に味がしみている。丁寧に作られたぜんざいは大きめの豆が多めに入っており、アボカドソースと絡んでちょうどよい甘さになる。

どのメニューもだがアボカドの美味しい部分を引きだしており、柔らかく口当りなめらかで、自然に甘くエグみは全く無い。そして山になっている繊細な氷はフワフワで、大きな見た目だが1人で十分食べられキーンとしない。

そしてアボカフェのもう一つの魅力は、可能な限り地域の食材を使うこと。沖縄ならではな食材として、もう1つ鮮やかだが濃厚さが見た目からもわかる「紅いもぜんざい800円」を紹介してくれた。コチラも同じくきれいに盛られた氷山を覆うカバーのように紅いもソースがタップリかけられ、中に染みたシロップやぜんざいと一緒に、最後まで沖縄の恵みを甘く楽しめる。

看板メニューを目の前に微笑むシーサーのモチーフ。
店の前にはアボカドの木も植わっている。

ランチやかき氷が定番となっているアボカフェ、完全予約制でディナーコースも楽しめる。コチラはアボカドを使った創作コース料理がメイン、50種を超えるレシピから選ばれるので何度でも新しいアボカドの魅力に出会える。4人以上より予約が可能で、材料調達にしっかりと時間を掛けて提供されるため、1週間前など早めの予約が推奨されている。
また店内では同じく沖縄県産の魅力あふれるものが販売されていたり、一部ぜんざいと丼物メニューはテイクアウトでも提供中。緊急事態宣言で休業期間もあるので、電話確認して利用しよう!

アボカフェ 沖縄店 -avocafe-

アボカフェ 沖縄店 -avocafe-

-アボカフェ オキナワテン-

web

住 / 名護市饒平名71-1

電 / 0980-52-8182

営 / 11:30~18:00(L.O.17:00)
※ディナーは予約制
※緊急事態宣言中はSNSで要確認

休 / 火・水曜

駐 / 有り

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やきいも

車内カーナビを頼りに所在地の住所を入力し訪ねると周囲は緑に囲まれた中に「焼き芋」という幟(のぼり)が見える。その幟のそばには「名前の無い美味しいやきいもやさん」がある。

桜杏(那覇市)

「人々の健康のお手伝い」をしたいという小さな母娘が経営するお店の大きな思いは店内の商品からも感じる。