◯◯してみた vol.1
南国の極寒カフェ・バー
ICE TERRA©E
豊見城市瀬長
青い空、青い海、そしてまっしろな氷の世界?!
ふらびゅう沖縄・初の「◯◯してみた」記念すべき第1弾は、社内イチのビビリマンと噂されるシステムエンジニア・T君に、事前に何も知らせず「お茶」してもらった。
『最近頑張ってるから、お茶をご馳走する』とだけ聞かされたT君。現場に現れるやすぐに「うぉ〜！なんだこれ！」と記念撮影。今から入るとも知らずに…
「今日のお茶はコチラで！」と説明すると、すごく安心した笑顔で快諾。どうやらもの凄いダメ出しをされるのではとビビっていた様子。
「怒られるよりは…」とノリノリで中を見るT君。あれ？もしかしてワクワクしているね？実はこういう企画、結構平気かも？（笑）
今回、訪問したICE TERRACEは7月21日の真夏にオープン。
緊急事態宣言の期間は思うような営業ができず苦労も多かったそう。今後はテラスも作られとうかがい、話題のスポットになる予感が満々だ。
そもそもマイナス10℃の極寒と言われても、経験がないのでビビりようがないとT君。確かにその通り…。ならばと早速、店内へGO！入口は冷気漏れを防ぐため、二重扉になっている。
「あ！涼しいですね！」と第一声。訪問した9月は灼熱の沖縄、しかもバッチリ晴れた日で外の気温は33℃以上。私もヒンヤリ空気が気持ちよく感じた。
氷の壁にペタッとくっつき、気持ち良い冷気を楽しむ余裕もあり。
オシャレな店内ネオンと、大きなシロクマの人形を見つけ記念撮影！おっと少し口数が減ってきた様子、顔もこわばってきたぞ。
全てが手作り！100個近い純氷を積んだ幻想的な世界
店内にはバーカウンターやスタンディングテーブル、ゆったり座れるソファー等を完備。もちろん全て氷でできている。せっかくなので、ゆったりおくつろぎください…。（笑）
ここで約束の「お茶をご馳走」することにし、さんぴん茶を注文。バーカウンターにはスタッフのオザワさん。コートにマフラー、モコモコの帽子と完全防備である。それでも1時間に1回は外に出て休憩をするらしい。後ろに飾られたハブ酒のハブと不気味に目も合う。
カウンターの上には氷でできたアイスバケツに、細かく砕かれた氷が山盛り。もちろん目の前に並ぶグラスも氷製。手作りって凄すぎる、そしてT君、これ素手で持つの？
店内に入って数分だけど少し色白になった気が…。さぁ外は暑いので冷たいお茶をどうぞ！
カウンターの奥にスタンバイする種類豊富なお酒、氷でできたショットグラスでのテキーラは、飲み会が盛り上がりそうだ。今後は紙コップなども併用し、ココアやスープなどのホットドリンク提供も始まるそう。極寒で味わうスープは一段と美味しいだろうなぁ。
T君、一気にいった瞬間「寒っ！！」と呟く。それでも手作りグラスに感動しつつ笑顔で飲む！
パーティーやウェディングフォトにもバッチリな映えスポット
せっかくなのでと、少し手を震わせながら記念撮影しまくるT君。店内はどこで撮影しても非日常世界。私も楽しくて撮影しまくり、少し寒くなってきたかな？
すると急に早足で入口に向かい無言でコートを着込みだした。
「こ…これって、お…お借りして、い…いいんですよね…ね？」と言葉まで震わせながら、ベンチコートと毛糸の手袋を装着。T君は限界だった様子。
完全防備で「これなら大丈夫です！」と先ほどのグラスを握りしめる顔には、少し血の気が戻っていた。（笑）
数年前に旅先のタイで体験したアイスバーに感動し、同じ面白さを沖縄でも味わってもらいたいとゼロから店を作ったそう。前例がないので設備を維持する電気代や、結露問題、断熱材の料など問題も多かったそう。浦添で（普通の）バーを経営する傍ら、スタッフみんなで工夫してオープンさせたときは、感無量だったと話してくれた。
最後に「極寒を体験してみた」感想をT君に聞くと、「めちゃくちゃ寒かったけど、窓の外が暑そうな青空と夏の海で、なんだか頭が理解できてないみたいな…、でも楽しかったです」と、ここならではの戸惑った気持ちも教えてくれた。
美しい青と白のグラデーション、極寒から眺める夜景も美しそう。ぜひ沖縄では真冬でも絶対に味わえない極寒世界を、アナタも体験してみては？ヒンヤリ空気で気持ちスッキリ、頭に血が登ったときはストレス解消にもなりそうだ！
店内では寒さでスマホやカメラが誤作動するなど、予想していなかった面白い初体験も。ぜひ入店時には手持ち機器の管理や、一気に冷えるアクセサリーにも注意して楽しんで欲しい。
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住 / 豊見城市瀬長174-6 電 / 080-3377-1172 営 / 11：00〜17：00・18：00〜21：00 休 / 無休 ※ウミカジテラスに準ずる 駐 / 有り |
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