いい加減に良い加減 第10回


色々な育児方法 後半

さて後編は、第4子(次女)に現在進行形でお試し中のアレコレと、兄弟通してやっていることを紹介します。
前回でも書きましたが、あくまで私が見聞きし体験したものです。
個人的な感想や諸説あるものもありますので、参考程度に見ていただければ(^^)
気になったものがあれば、インターネット等で調べてみて下さいねー!
まずは、産前から。

◎子宮の形を整える
これは、第3子の時に通っていた助産院で教えてもらいました。
妊娠中の子宮の形を整える事により、出産時に起きる赤ちゃんの首コリなどを解消し、よく寝てよく飲む子になるというもの。
行ったのはサラシを巻いたり、サラシの上からカイロを貼ったりしてお腹を温める事と、簡単な体操。


これをやって産まれてきた友人の子供が、抱っこをしなくても自分で勝手に寝てくれる、という体験談も聞き、ワクワクしながら実践。

しかし…
前置胎盤による帝王切開になったため、効果を体感することは出来ず…
(帝王切開の場合、開いたお腹から赤ちゃんを取り上げる際に、狭い所から首を持って引っ張って取り上げる為、どうしても首コリになってしまうそう)
産後は第3子同様、ベビーケアをしスリングを使っています。

◎ねんねトレーニング
これは、第1子の時にインターネットからのみの、浅い知識でやろうとして断念。友人が実践したとの話を聞いて、今回は2冊の書籍を読み勉強。
 ●「カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座」
  ジーナ・フォード / 高木千津子
 ●「赤ちゃんにもママにも優しい安眠ガイド : 0歳からのネンネトレーニング」
  清水悦子 著

ねんねトレーニングはインターネットで調べた印象だと、赤ちゃんが1人で寝られるようにするために、泣いても1人で部屋で泣かせておく、というやり方だと思っていたのですが、実際にはそうでなく、生活リズムを整えることで、決まった時間にお腹が空き、眠くなるので、お母さんが1日の流れを管理しやすくなるというものでした。
なので、赤ちゃんがお腹が空いて泣いているから「授乳」ではなく、授乳時間からお昼寝、就寝時間まで、1日のスケジュールを大人が完全に管理します。

どちらの本も、月齢別のスケジュールが細かく書いており、分かりやすかったです。
私的な印象ではイギリスで作られたこの方法を、後者の書籍は日本の風土に合わせて調整されたもの、のように感じました。

実践はというと…
寝る前に授乳する時間があったり、寝る時には部屋を暗くしなくてはいけなかったりと、上の子がいるとやりづらい事や、部屋数の関係でその状況が作れなかったりとほぼ実践出来ず…
第1子だと出来たかもしれませんが、歳の近い上の子たちがいる上に、実家にお世話になっている我が家では難しかったです…

このねんねトレーニングの本を読んで1番驚いたのは、赤ちゃんが泣いているのは、お腹が空いたや排泄をした以外に、「寝言」の場合もあるということ。
まだ言葉が話せない赤ちゃんは、泣くことで自分の状態を主張します。
つまり「寝言」も「喋る」のではなく、「泣く」らしい。
なので赤ちゃんが寝てる時に泣いても、少し様子を見ると泣き止んで再び眠る事があるらしいのです!

いやー、その発想はなかったわぁー!
でも、言われて納得!!
早速、泣いている時にしばし観察。
まぁ、ほとんどがお腹空いたのサインでした(笑)

◎ベビー手話
これは知人が講座を開催しているので、現在進行形で受講中。
「ベビーサイン」とは少し異なるらしい。
話せない赤ちゃんが言葉の代わりに覚えて使う事で、コミュニケーションを図りやすくするものだと思っていたのだけど…
受講中の「ベビー手話」は、手話を使って赤ちゃんに聞くと、赤ちゃんがきちんと反応してくれるので、それを観察し大人がキャッチすることで、赤ちゃんの主張を受け取れるというもの。

赤ちゃんに「覚えてもらってしてもらう」ものではなく、こちらが投げかけた反応をしっかりと見る、受け取る、というところに目からウロコ!

これが、よくよく見てると、「うん」と小さい声で言ってたり、頷いたり、その子なりの肯定の仕草(ニコッとわらったり)してるんです!
まぁ「気のせいだ」と言われてしまえば、それまでなんですが…
まだまだ現在進行形なので、続けてみようと思います(^^)

◎絵本育児
第4子妊娠中に、EQ絵本講師®の認定講師になりました。
IQ(知能指数)だけではなく、EQ(共感力や感情のコントロール力・自己肯定感など)を高める絵本の読み方をお伝えしています。
もちろん、自分の子供にも実践。
語彙力(単語の数)はもちろん、表現力が豊かだなと感じる場面が多いです。

例えば、長男がお風呂で洗面器に貯めた水におもちゃを浮かべて 。
「こんなお風呂があったら、豊かなお風呂だね」
と言っていたり。

IQやEQだけでなく、親子のコミュニケーションにも役に立ってます!
会話の中で絵本のセリフが出てくると、「それ、この絵本のこのセリフだね」とか、そのセリフを会話の中に入れて楽しんだり。
最近は長女・長男ともに、自分で絵本を読めるようにもなってきました!

◎BLW
BLWはBaby-Led Weaning(ベイビー・レッド・ウィーニング)の略で、イギリスの保健師であり助産師でもあるGill Rapley氏によって提唱された、離乳食の進め方です。
食べる量・ペース・順番などを赤ちゃん自身が決めます。
※一般社団法人 日本BLW協会HPより引用
(もっと詳しく知りたい方はBLWで検索!)

日本の従来の離乳食の進め方は、どろどろから少しずつ固形にしていくのに対し、こちらは始めから固形を食べさせる、というやり方。
早速、舌で潰せる硬さにした野菜スティックを、目の前に並べてみると…
始めは手でもてあんそだり、口に入れて吸ってみたりしていましたが、始めて1週間くらいでモグモグと噛み始め、2週間くらいで指先でつまんで口に運べるように!
今のところ、自分のペースでモグモグときちんと口を動かして食べています。

こちらは、初期食から固形を与えるため、注意事項をよく読んでから実践してくださいね!!!
BLWのメニューなどはインスタのハッシュタグで検索すると出てきて、とても参考になってます!SNS便利!!

◎聞き流し英語
こちらは、兄弟通して実験中。
上の子たちの時から、英語に触れる機会は作ってきたつもりです。
絵本だったり、音の出るオモチャだったり、英会話スクールに行ったり。
これはSNSで発信しているのを見て実践。
BGMくらいの音量で、英語のCDを掛け流し続けるというもの。
これによって、英語耳が育つらしい。つまりインプットですね。
上の子達はなるべく英語に触れるようにしてきたのですが、YouTubeで英語の音声が流れたり、テレビ番組「おさるのジョージ」は音声を切り替えて英語バージョンで流すと、「日本語がいい!」と言われたのですが、聞き流しをしている第3子の次男は、見ているYouTubeの8割は英語。
長男がやっている「こどもちゃれんじEnglish」の教材は、今はほぼ次男が使ってます。
そのおかげもあってか、教えていないのに2歳9ヶ月で1~20まで英語で数えられるのと、英語の童謡を歌っています。
あと「r」の発音がキレイ!

今後、アウトプットできる場を探さねば…

と、いうことで、以上が我が家で実験中の育児法です。
書き出してみると、いろいろやってるな自分。
でも、知らない育児法がまだまだあるはず。
世界中でやっているものの一覧表とかあったらいいなぁー、とか思ってみたり。

助産院以外は、そこまで費用がかからずに出来るのではないかと。
始めにも書きましたが、これらはあくまでも「私の主観での感想」です。
いろいろな考え方があったり、諸説あったりしますので、「こういうものがあるんだな〜」程度に受け取っていただき、もし興味でたものがあれば、ぜひ詳しく調べていただければと思います(^^)

■筆者information
【Instagram】@chicaco0117


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