8manCurry
執筆者:照屋武志
糸満市阿波根
ひと味違う薬膳スパイスカレー
8manCurryは糸満市阿波根(あはごん)にあるテイクアウト専門のカレー屋さん。2021年12月1日にオープンした。他のカレー屋さんとはひと味違う「薬膳スパイスカレー」が売りだと話すのはオーナの宮城友美【みやぎともみ】さん(35)。
男性に人気の「軟骨ソーキーカレー」(写真)や女性に人気の「ほうれん草チキンカレー」や「トマトバジルカレー」などたくさんのメニューが揃う。
店舗名にある「8man」はまさに店舗が立地している糸満市に由来している。
2021年に糸満市制度50周年ということや「この糸満から薬膳カレー広めたい」という思いから「8man」という名前が付けられたという。
高校卒業時から飲食店経営に興味があった宮城さん。
「コロナ禍」が自ら飲食店を始めるきかっけになり、「コロナ禍だから健康思考、身体に優しい食事」という視点から「薬膳料理」に注目したのだという。宮城さん独自で様々なカレーレシピを考案し、カレーのみならずカレーのルーや副菜も販売しているのだから凄い。
カレーの他、弁当の販売、スムージーなどのドリンクメニューや自家製ドレッシングサラダなどのメニューも豊富だ。
これらメニューに使われる食材は無農薬野菜などを仕入れるということだから徹底的に薬膳にこだわっていることが分かる。
オープンから1年ほどで常連客が増えたという。現在従業員4名。かつて常連客だった方も「薬膳を学びたい」という方も今では従業員として働いているという。「近所の人が野菜をもってくるんですよー」と話す。
薬膳カレーのみならず、宮城さんと「8manCurry」で働く従業員の人柄が多くのカレーファンを惹き付け今日もまた営業している。
NEW PICKUP
今回は冷たい和スイーツ「まるたまサンド」が売りの「Yebisu Taman(エビスタマン)」のご紹介。
「まるたまサンド」には北海道あずきを丁寧に炊き上げた「あんこクリーム」、糸満産の紅芋を用いた紅芋あんにホイップクリームを添えた「べにいもクリーム」、そして、あんこクリーム、紅芋クリームの両方が楽しめる「べにいもあんこクリーム」の3種類がある。
糸満市に「地域愛」を感じさせるホットドッグ屋さんがある。それが『ITOMAN DOG(糸満ドック)』だ。今年(2024年)4月23日にオープンしたばかり。糸満市のメインストリートともいうべき「糸満ロータリー」近く店舗を構えている。