オバァたちの青春の味、タコス・ステーキ・ハンバーガー!
「きっと前世がタコス屋だったから、美味しいタコスの皮もすぐレシピが浮かんだ」と陽気に話してくれる店主、実は『具志堅さん』ではない。店名の由来は王者・具志堅用高さんから。とってもとってもファンだから!との事。
そんな王者を名乗る味は、慣れ親しんだ懐かしさの中に、ちょっぴりスパイシーな新しさを感じる。歴史を継承しながら進化するって、こんな感じかもしれない。
沖縄復帰50年を迎える今年、それ以前に青春時代を過ごしたオジィやオバァは、きっと若い頃に本場アメリカさながらのタコス、タコライス、ハンバーガーやステーキを食べてデートしたり、それが日常で時代の最先端だったかもしれない。
そんな風に「あいっ、懐かしぃさぁね」と通ってくれるご近所さんもいるそうで、店作りも当時を彷彿とさせる雰囲気。壁にはレトロな写真や手書きメニュー、そしてあの頃スーパーヒーローだった具志堅用高さんの写真やキャラクターが並んでいる。
実はオープンの頃より、毎年プロ野球キャンプの時期には、見学に来たファンだけでなく、選手や球団関係者も度々訪れる人気店。フラッと立ち寄れば会えるかもしれない!?
シャキシャキレタスに負けないパリッとタコシェルに手作りソース

店内飲食がメインだった頃は大きなハンバーガーを一生懸命、ビール片手に頬張る人をよく見かけたが、時短期間で持ち帰りがメインのこの時期は、タコスとタコライス、オリジナルの具志堅ライスが大人気!

刻んだ玉ねぎや野菜の旨味がタップリのピリ辛サルサソース。ガッツリかけて炭酸で流し込むもよし、少なめにしたりリクエストできるケチャップと混ぜれば、小さなお子様でも優しい味で楽しめる。

名護のアスリートさんにも大評判で人気NO.1メニュー「具志堅ライス」は、オリジナルスパイスとハーブで味付けしたチキンをカットしてタコスミートに混ぜ込んでいる。
独特のスパイシーさと、様々な歯ごたえがやってくる楽しさがありボリュームも満点!

キャンプ期に通ってくれた野球選手も、この「具志堅ライス」常連だったそう。テイクアウトして練習見学の合間や試合を観戦しながら楽しめば気分も上がるはず!
なお昼時や土日は注文が殺到しやすく、事前に電話注文しておけば待ち時間なくおでかけついでに受け取れ便利だ。

沖縄のソウルフードとなったタコス、タコライス。今そこに新しい風が吹いているのではないか。その先頭を走る「具志堅ライス」、ドライブついでにぜひ味わってみてはいかがでしょう。
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住 / 名護市城1-17-18 電 / 0980-53-0516 営 / 11:30〜L.O.20:00 休 / 月曜 駐 / 近隣に市営駐車場有り |
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